Raspberry Pi 5(Bookworm世代のOS)で、Windows標準の「リモートデスクトップ接続」アプリを使えるようにするには、XRDPというソフトをインストールするのが一番手軽です。
ただし、Pi 5の標準画面システム(Wayland)だと画面が真っ暗になるトラブルが起きやすいため、「X11(Xorg)」モードに切り替えてからインストールするのが成功のポイントです。
手順は以下の通りです。
手順1:画面システムをX11に切り替える(必須)
以前、Waylandの競合を気にされていたかと思いますが、リモートデスクトップ(XRDP)を使う場合も、従来のX11モードにするのが最も安定的です。
- ターミナルを開き、設定画面を起動します。Bash
sudo raspi-config 6 Advanced Optionsを選択。A6 Waylandを選択。W1 X11を選択して「OK」。- 「再起動しますか?」と聞かれるので 「Yes」 で再起動します。
手順2:XRDPのインストール
再起動して立ち上がったら、再びターミナルを開いてインストールコマンドを打ち込みます。
Bash
sudo apt update
sudo apt install xrdp -y
インストールが終われば、自動的にサービスが起動します。
手順3:Windowsから接続する
- Windowsパソコンで「リモートデスクトップ接続」アプリを起動します。
- 「コンピューター」の欄に、Raspberry Piの IPアドレス を入力して「接続」を押します。
- 警告が出たら「はい」で進みます。
- ログイン画面(XRDP)が出るので、以下を入力します。
- username: (設定したユーザー名)
- password: (設定したパスワード)
- これでRaspberry Piのデスクトップが表示されれば成功です。
注意点:画面が真っ黒になる場合
もし「接続はできたが画面が真っ黒」になる場合は、Raspberry Pi本体側で**ユーザーがログイン状態(デスクトップが表示されている状態)**になっていないか確認してください。 Linuxの仕様上、同じユーザーで「本体のモニタ」と「リモート」の同時ログインができないことがあります。
- 対策: 本体側をログアウトしておくか、別のユーザーアカウントを作成してリモート用に使うとスムーズです。


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